こんにちは、ちゃ兄です!
シーズン1が始まって、1/3が過ぎましたね。まだまだ先が長いです…。
アリーナのトップ層では、Mystic系のルーンやチャームもちらほらで出来きましたね🔥
アリーナをプレイしていると・・・
・今どのようなパーティーが流行っているのか?
・トッププレイヤー達はどのような構成を使っているのか?
・強いパーティーはどのようなコンセプトで構築されているのか?
など様々な疑問が生まれてくると思います。
アクシーを始めたばかりの方には、メタ構成やキーとなるコンセプトを調べるのも中々難しいと思います…
そこで、この記事では、
「シーズン0で強かったレイジAOEパーティー取り上げて、わかりやすく解説していきたいと思います。」
シーズン1では、シーズン0からのバランス調整(カード、ルーン、チャームのナーフ・バフ)も幸い少なく、シーズン0の上位構成はまだまだ強いです
シーズン0のメタ構成を振り返ることで、今後のシーズン1の終盤を見据えた、駆け上がるヒントとなれば幸いです。
それでは、さっそく見ていきましょう~
もくじ
レイジAOEパーティーとは
まず初めにAOEパーティーとは、AOE(area of effect)と呼ばれる全体攻撃カードを多く採用したチーム構成である。AOEカードは全体に攻撃出来るため、単体攻撃カードに比べるとより多くの火力を与えられる。また相手全体にデバフを付与できるカードも多いため、ゲームを有利に進められる。しかし、相手のアクシーが少なくなるとダメージ効率が減ってしまうので、ダメージを分散しながら、効率良く相手全体にダメージを与えていく必要がある。
レイジAOEとは、上記のAOEパーティーにビーストを採用し、MysticルーンのEndless Angerを加えたチーム構成である。Endless AngerやCofidentのカードでレイジスタック⚡を溜めていくことで、AOEカードの火力にも※ダメージボーナスが加算されるため、より大きなダメージを全体に与えていくことが出来るのでダメージ効率が高い。(※シーズン1ではレイジスタックによるAOEのダメージは単体攻撃の半分のボーナスダメージにナーフされた。Endless Anger使用時のボーナスダメージは単体攻撃は各Rageにつき3ボーナスダメージ、AoE攻撃はその半分のボーナスダメージとなる。)
またレイジスタック⚡が10溜まることで※Furyモードにも入れるので、より高火力のダメージを与えることや、試合終盤の詰め(相手のアクシーが少なくなるとダメージ効率が悪い)にも強い。※Furyモードとは「エネルギーを1つ得る。ターン終了時まで、+75%のダメージを与える」
レイジAOEパーティーの構成はMysticルーンのEndless Angerを採用することが前提なので、ダブルビーストにバグやバード、プラントを採用した構成が多い。通常のAOEパーティーの構成でも十分強いが、シーズン終盤のルーンとチャームが揃った状況で最上位を狙うにはEndless Angerは必須である。(後述のトッププレイヤー構成を参照。)
【レイジAOEパーティーの主要カード】
◎必須カード 〇環境に合わせて採用したい良いカード
◎Chubby
全ての敵を攻撃。
→MysticチャームのHidden Razorを採用できる唯一の全体攻撃カード。シーズン0では全体攻撃でも4ターンのBleedが付与出来たので、かなり強かった(シーズン1では2ターンにナーフ)。
〇Axie Kiss
任意の敵を選択。このアクシーのHPが50%以下の場合、4ターンの間Death Markを与える。
→Death Markとは、相手が攻撃カードを出すたび、消費したエナジー1つにつき、15ダメージを受けるというデバフであり、攻撃型のチームと相性が良く、効果が発揮したときのバリューが高い。
効果が発動しなくても、火力が高く、任意の相手アクシーを選べダメージを分散できるので、AOEパーティーと相性が良い。
◎Confident
任意の味方を選択。デバフを1つCleanseし、Rageを2つ与える。
→レイジスタック⚡を加速するためのカード。0コストでデバフを1つ解除できる効果も強い。
◎Earwing
全ての敵を攻撃。手札のカード1枚につき追加で3ボーナスダメージを与える。
→AOEカードの中で、一番火力が高いカード。Granma’s Fan で相手全体に付与出来るVulnerable(対象は20%増加した攻撃ダメージを受ける)等と組み合わせると、1コストで全体で150点の火力が出ることも…。
◎Granma’s Fan
全ての敵を攻撃。4ターンの間相手にVulnerableを与える。
→相手全体に4ターンのVulnerable(対象は20%増加した攻撃ダメージを受ける)を与える効果が純粋に強い。AOEは全体攻撃が多いのでVulnerableによる火力アップの恩恵が最大限に受けられる。AOEのチームには2枚採用したいカードである。
〇Kestrel
Initial(ターンで最初に使用)の場合、2ターンの間Disarm(対象は攻撃カードを使用出来ない)を与える。
→攻撃系のパーティーが多い環境では、相手の攻撃を2ターン止める動きは強い。
◎Ronin
このターンに消費したエナジーの数だけ、カードのベースダメージの50%増加する。
→AOEパーティーで最大の高火力カード。後衛のキーアクシーに持たせておくことで、終盤の詰めに強くなる。ダメージの増加はカードのベース値なので、Attack+10のチャームと合わせて採用することが多い。
〇Innocent Lamb
このアクシーのスキルカードから1枚を選び、そのコピーを手札に加える。Exile
→CottontailやConfidentを持っているアクシーとセットで採用するカード。0コストでそのアクシーのスキルカードをコピーして手札に加えられるので、かなり使い勝手が良いカード。アグロみたいな早い速攻系のチームが多い環境では、スピードに対応するために持たせておきたい。
◎Tri Feather
全ての敵を攻撃。4ターンの間、Doubt(対象は回復によって得られるHPが50%減少する)を与える。
→高火力の全体攻撃カードであり、全体にDoubtのデバフを与える効果も強い。耐久パーティー等の回復系のチームが多い環境では、全体で2枚採用したい。
〇Buzz Buzz
全ての敵を攻撃。相手の捨て山に1枚Daze(使用できないカード)をシャッフルする。
→全体攻撃カードで相手の捨て山にDazeを混ぜてドローを阻害出来るため、耐久パーティー等が試合が長くなるチームが多い環境では強い。
◎Cottontail
任意の味方を選択。エネルギーを1つ得る。Unstable
→エナジーゲインは手札を多く使えるので、純粋に強い。
【レイジAOEパーティーの主要ルーン】
Endless Anger
Solo.自分のターンの開始時にRageを2つ得る。単体攻撃は各Rageにつき3ボーナスダメージを与える。AoE攻撃は半分のボーナスダメージ。
→レイジスタック⚡を加速するためのルーン。このルーンを採用することでFuryモードに入ることが可能となる。またレイジスタックに付きAOEダメージも増加するので恐ろしく強い。最上位のレイジAOEパーティーでは必須である。(シーズン0ではAOEも3ボーナスダメージであった。)
Pangolin Scale
シールドを得る事ができない。15%軽減されたダメージを受ける。
→シールドを持たない攻撃パーティーと非常に相性が良くゲーム全体で採用率が最も高いルーン。ダメージの15%カットはかなり強い。
Raven’s Tactic
HPが50%以上のとき、20%のボーナスダメージを与える。HPが50%以下の場合、20%軽減されたダメージを受ける。
→AOEパーティーでバードを採用する時に、付けることが多いルーン。HPが高い時は全体火力が増加、低くなるとダメージカット出来るので、中衛等で使うと使い勝手が良い。
Gaia’s Embrace
Solo.全ての味方アクシーの最大HPを50増加させる。
→レイジAOEパーティーでプラントを採用する場合に採用するルーン。味方全員のアクシーのHPの底上げは純粋に強い。
Collect and Protect
Solo.奇数ラウンドでは、自分のターン開始時に追加カードを1枚引く。偶数ラウンドの場合、ターン開始時に50シールドを得る。
→レイジAOEパーティーでバグを採用する場合に採用するルーン。カードゲームにおいてドローが多いことは、手札事故が起こりづらくなり、選択の幅も広がるので純粋に強い。シールドの+50も地味に強い。
【レイジAOEパーティーの主要チャーム】
Hidden Razor
(攻撃カードを強化)この攻撃は4ターンの間、相手にBleedを与える。AoEとマルチヒット攻撃の場合、効果は2ターンになる。
→全体攻撃カードに採用することで、相手の全てのアクシーにBleedのデバフを与えることが出来る。シーズン0では全体攻撃でも4ターンのBleedが与えられたので、かなり強かった。(シーズン1では2ターンにナーフ)
Lazy Snail
(攻撃カードを強化) この攻撃は4ターンの間、相手にWeakを与える。AoEとマルチヒット攻撃の場合、効果は2ターンになる。
→全体攻撃カードに採用することで、相手の全てのアクシーにWeakのデバフを与えることが出来る。シーズン0では全体攻撃でも4ターンのWeakが与えられたので、かなり強かった。(シーズン1では2ターンにナーフ)
以上がレイジパーティーのカード・ルーン・チャームのポイントになります。
上記を踏まえた上で、トップランカーの構成を見ていきましょう。
【シーズン0トップメタ構成】
ここからはシーズン0でリーダーズボードに入ったレイジAOEパーティーの構成を、タイプごとに取り上げて、チーム構成を見ていきたいと思います。
【レイジAOEパーティー バードRaven’s Tactic型】
チーム構成はビースト、ビースト、バードを採用
前衛ビースト、中衛バード、後衛ビースト
【チーム構成の特徴】
後衛のビーストにMysticルーンのEndless Angerを採用したAOEパーティーのチーム構成である。AOEカードで全体攻撃をしながら、Endless Angerの効果によりレイジスタック⚡を溜めて火力を高め、Furyモードにて試合終盤を詰めていく構成である。
前衛(Pangolin Scale)、中衛(Raven’s Tactic)は、ルーンの効果でダメージをカットしながら、AOE攻撃の高い火力とGodaやKestrelで相手の行動阻害、エナジーゲイン等のサポート的な役割も果たしている。後衛のビーストは、Furyモードを最大限に活かせるように、全て攻撃カードで構成されている(Furyモードで攻撃カードがないことは避けたいため、5~6枚採用するのが良い)。
このチームのポイントはGranma’s Fan を2枚採用することで、試合中ほぼVulnerableのデバフを相手全体に与えられ、AOE攻撃の火力アップの恩恵が最大限に受けられるところである。またMysticチャームのHidden Razorを付けたChubbyも2枚採用しており、相手のアクシーは常に不利なデバフを付けたまま戦わなければいけないため、ゲームの展開をかなり有利に進めることが出来る。
【レイジAOEパーティー バグCollect and Protect型】
チーム構成はビースト、ビースト、バグを採用
前衛ビースト、中衛バグ、後衛ビースト
【チーム構成の特徴】
レイジAOEパーティーの中衛にバグを採用し、MysticルーンのCollect and Protectを採用したチーム構成である。Collect and Protectで奇数ラウンドに追加で1枚カードを引けることで、手札の少ない序盤の手札事故が起こりづらくなり、カード選択の幅も広がる。またアリーナの上位層にAOEパーティーも多かったので、偶数ラウンドの+50のシールドも地味に強い。
カード構成はAOE攻撃カードをチーム全体で7枚採用しており、AOE攻撃を多く組み込んでいる。Collect and Protectでのドロー補助や、Axie Kissでダメージを分散することで、効率良くダメージを与えていくことが可能である。またConfidentを2枚採用しており、レイジスタック⚡を早く増やせるため、ダメージボーナスによるAOE攻撃や早い段階でFuryモードにも入れるので、序盤から高火力のダメージを出していくことも可能である。
このチームのポイントは、ビースト、バグのAOEカードにMysticチャームのHidden Razorを2枚、Lazy Snailを1枚と全体デバフ系のチャームを多く採用しているのがポイントである。AOEカードの高ダメージだけでなく、全体に4ターンのデバフを付けられるのが恐ろしく強い(シーズン1では4ターン→2ターンにナーフ)。
【レイジAOEパーティー プラントGaia’s Embrace型】
チーム構成はビースト、バード、プラントを採用
前衛プラント、中衛バード、後衛ビースト
【チーム構成の特徴】
レイジAOEパーティーの前衛にプラントを採用し、MysticルーンのGaia’s Embraceを採用したチーム構成である。Gaia’s Embraceで味方全員のHPを50増加することでチーム全体の耐久力を大幅に強化。また耐久力が増すことでEndless AngerでFuryモードをより多く回転出来るので相性も良い。
カード構成は上記同様にAOE攻撃カードをチーム全体で7枚採用しており、AOE攻撃を多く組み込んでいる。またAxie KissやSun Stampのチャームを付けることで、ダメージも分散出来るので、効率良くダメージを与えていくことが出来る。
前衛のプラントはサポートに特化していて、ConfidentやInnocent Lambによるレイジスタック⚡の促進やPuppyで一度使用したConfidentやHidden Razor付きのChubbyなども山札に戻すことが出来る。またMint等の全体シールド+Cleanser付与はAOEパーティーが多い環境では相性が良い。
中衛、後衛はAOE・単体攻撃カードを5枚ずつ採用しており、高火力を十分に出していけるカード構成である。またバードのEggshellにSecret Egg(Innateを追加する。カードの基本ステータス-10%)を付けることで、初手から必ずEggshellを使えるので、自分のチームへのダメージも分散が出来るため、チーム全体のカードを効率良く使えることも出来きる。ダメージの分散はGaia’s Embraceのルーンとも相性が良い。(Gaia’s Embraceは採用しているアクシーが倒されると味方のHP+50の効果も消えてしまうため)
まとめ
今回の記事では、【レイジAOEパーティー】の構成を、主要カード・ルーン・チャームの観点からと、実際のトッププレイヤーが使用していたチームをタイプごとに分類して、チーム構成を見ていきました。
【レイジAOEパーティー】は現在のシーズン1では、AOEカードのレイジスタックによるボーナスダメージとチャームの全体攻撃によるゲバフ付与のターン数にナーフがありましたが、まだまだ強く、リーダーズボード上位にも見られます。
Axie Infinity-originsのアリーナではメタ構成の移り変わりも激しく、その時々で有効なカードやルーン・チャームは変わっていきます。上位プレイヤー達のチーム構成を分析し、メタを把握することは、アリーナを駆け上がる為にとても大事になりますので、これからも一緒に研究していきましょう!
次回はアリーナで一番遭遇率の高い【アグロパーティー】です!
それではまた~!!!